福岡の街が淡いピンクに染まる春。多くの方が「ソメイヨシノの満開」を狙って前撮りを予約されます。しかし、自然は時に残酷です。撮影当日に雨が降り、昨日までの満開が嘘のように散ってしまうこともあります。
「もう、桜での撮影は無理ですよね……」
電話越しに不安そうにそうおっしゃる新婦様を、私は何度も見てきました。でも、安心してください。舞鶴公園には、ソメイヨシノが去った後に主役を張る「八重桜(ヤエザクラ)」という、もう一つの美しい希望があります。
ソメイヨシノが散った後に始まる、もう一つの物語
福岡城跡に広がる舞鶴公園は、実は桜のリレーが行われる場所です。3月下旬に主役を務めるソメイヨシノが風に舞い、お濠(ほり)をピンクに染める頃、入れ替わるようにして八重桜が蕾を膨らませます。
ある雨上がりの撮影でのこと。ソメイヨシノが散り果て、静まり返った園内へお二人をご案内しました。そこで待っていたのは、ソメイヨシノよりも濃く、力強く咲き誇る八重桜の姿でした。
「ソメイヨシノは『儚さ』の美。でも、この八重桜にはお二人の門出を祝うような『華やかさ』があります。今のこの瞬間が、お二人にとって最高のタイミングだったんですよ」
そうお伝えしてシャッターを切った瞬間、新婦様の表情から不安が消え、ソメイヨシノの時よりも鮮やかな笑顔がこぼれました。写真は「記録」ではなく「記憶」。その時、その場所にある最善を肯定することから、FASCINOの撮影は始まります。
プロが教える「二つの桜」の楽しみ方と衣装選び
舞鶴公園で桜前撮りを検討されるなら、それぞれの桜の特徴を知っておくと、より納得のいく選択ができます。
1. ソメイヨシノ(見頃:3月下旬〜4月上旬)
淡く、透き通るようなピンク。花が先に咲き、後から葉が出るため、画面全体を淡いトーンで統一できます。白無垢と合わせると、溶けるような透明感と清楚な美しさが際立ちます。
2. 八重桜(見頃:4月上旬〜4月中旬)
花びらが幾重にも重なり、ふんわりとしたボリュームがあるのが特徴です。花と緑の葉が同時に出るため、色彩が非常に豊か。色打掛や、華やかなヘアオーナメント、洋装のドレスとも最高の相性を見せます。
「今」この瞬間を、最高の一枚に。
桜の満開は短く、天候にも左右されます。しかし、FASCINOは「満開」だけを正解とは考えません。散り際の桜吹雪、雨上がりのしっとりとした空気、そしてソメイヨシノのバトンを受け取る八重桜。
福岡の舞鶴公園を知り尽くしているからこそ、私たちはどんな状況でも、お二人にとって「二度と訪れない今」を、未来まで続く美しい記憶へと変えてみせます。
もし、開花時期や天候で不安を感じているなら、まずは一度ご相談ください。そこには、想像以上の「美しい続き」が待っているはずです。
FASCINOが約束する「完全満足」の撮影体験


