去年の秋頃にスタジオへ電話がありました。
『大川さんですか?』
「はいそうですが・・・」
『あぁ良かったです、去年末に鹿児島で前撮りをしてもらった者ですが』
「お久しぶりです!どうしてこの番号がわかったんですか?」
2017年の年末に鹿児島の前撮り専門店からの依頼で撮影させていただいたお客様でした。
下請けで撮影させていただく場合、自分のスタジオの話をしないのは業界では常識だと思ってたので
ファシーノの番号へ掛けてこられたのがとても不思議でした。
『前撮りを撮ってもらって、結婚式もぜひ撮ってもらいたいと思ったからネットを駆使して主人と探しました』 『インスタを見たりだいぶ時間がかかって大変でした・・・』
「わざわざありがとうございます!(涙)」 「でも前撮りをした会社でも結婚式当日スナップの撮影を承っておりますよ」
『あの会社じゃなくて、大川さんに撮ってもらいたいんです』
「いえ、会社に申し込んで頂いて私を指名して頂いたら私が撮影できますが・・・」
『もうそんなに言わないでくださいよ- 大川さんに撮ってもらいたくて探したんですからー』
「はいわかりました! 喜んでお受けいたします!」
1,000組ぐらいの前撮りを担当させて頂いてますが、こういうパターンは初めてでした。
写真の仕事を始めた頃の旧姓が大川なので大川で仕事をしてる事も多いのですが、現在は木山なのでファシーのサイトの店舗情報も木山で記載してるので見つけて頂いたのは本当にすごいと思います。
とても大変だったことでしょう。
写真のテイストだったり、撮影で使ってる蛇の目傘などのアイテムで判断されたそうです。
「1月と2月で空いてる日を教えてください、大川さんが空いてる日で決めますから」
以前も書きましたが、婚礼のフォトグラファーとして最高に嬉しい依頼のされ方です。
当日の撮影枚数は約1,700枚で、編集後の納品枚数は約900枚。
翌々日にLINEでアルバムを作ってお送りし、その後DVD-Rでもデータをお送りしました。
ご指定いただいたアルバムはmaximusのラージ40P。
これからアルバムデザインをするのも楽しみです。
