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神前式

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熊本の某ホテルの神殿にある神前式結婚式次第です。

修祓之儀(しゅばつのぎ)
神武天皇が作ったとされる禊祓(みそぎはらい)・天津祝詞(あまつのりと)を奉上し、結婚式を執り行うにあたっておはらいをします。
祝詞奏上(のりとそうじょう)
祝詞を奏上します。
熨斗之義(のしのぎ)
喜びの熨斗をいただきます。この熨斗之義はどこでも式次第に入ってるわけではありません。
三献之儀(さんこんのぎ)
三三九度、夫婦固めの杯とも言います。
誓詞奉読(せいしほうどく)
新郎新婦が誓いの詞を奉読します。
指輪交換
キリスト教式と同じ指輪交換です。
玉串奉奠(たまぐしほうてん)
子孫繁栄を祈り玉串を奉奠します。
親族杯之儀(しんぞくはいのぎ)
親族固めの盃とも言います。

熨斗之儀を除いて、何所の神前式もだいたいこの流れです。
神社によって巫女の祝舞などが式次第に入ったりします。
時間は平均20分前後。
祝舞が入ると長くなります。
撮影できるのはだいたい三三九度からです。
修祓~祝詞は撮影禁止の場合が殆どです。

神前式の式次第に不思議なものがあります。
"指輪交換之儀"です。

婚礼の撮影を始めた頃、この指輪交換之儀が神前式に組込まれてることがとても不思議でした。
結婚指輪は欧米の文化です。
かつての日本に、まして神道に結婚指輪の習慣はありません。
ですがほぼ全ての神前式で指輪交換之儀が組込まれています。

現代のような神前式が始まったのは明治時代の大正天皇の結婚式が最初で、式次第はキリスト教式を手本に作られました。
キリスト教式の式次第を手本に作ったから指輪交換があるんですね。

明治時代より前の平安~江戸時代の結婚に神前式は殆どありませんでした。(神社で執り行う結婚式は極少数ありました)
明治時代を舞台とした時代劇には神前式は無く祝言(しゅうげん)という形で結婚式をしますが、日本古来独自の宗教である神道では各家の床の間に神様が鎮座しますから、床の間で祝言を挙げるのが本来の形だったんです。

親に「日本古来のしきたりである神前式にしなさい」と言われて神前式をされる方が居られますが、現在の神前式は明治大正以降ですからちょっと違う気がします。
日本古来と言っても様々で古事記・日本書紀の最初のイザナギ・イザナミまで遡ると柱を立てて右回り左回りの結婚ですし、平安時代だと新郎が新婦の家へ3日間通う通婚になります。

清楚で綺羅びやかなウェディングドレスで行うキリスト教式、お世話になった方・お世話になる方に見守られながら行う人前式も良いですが、栄華を極めた江戸中期~の武家装束で神道の神様の前で行う神前式も良いと思います。

6月の花嫁

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6月の花嫁 june bride
良い響きですね。なんだか幸せになれそう。

june brideの発祥はヨーロッパ。
juneは6月。 juneという名前の由来はjunoという最高女神の名前。
ローマ神話でjunoは結婚の女神様。

june bride "6月の花嫁"は結婚の女神に守られる花嫁。

しかもヨーロッパで6月は気候も良い。

日本で6月のイメージといえば梅雨。
雨の日に結婚式をしたい人はなかなか居ません。
6月は忙しいでしょう?とよく言われますが、そうでもありません。
婚礼業界が日取りの分散の為にjune brideを輸入して来てもやっぱり6月は結婚式が少ないです。
1,2月と7,8月も1年の中では少ない方です。
やっぱり人気は日本でも気候がいい時期の春と秋。

だけど今年の6月前半、特に6日はラッシュでした。
結婚式の人気日は土曜日で、6月6日は大安も重なり、更にjune bride。
うちのような小さな写真屋でさえ依頼が何件も重なりました。

明日で6月も終わり、今年も半分が終わりですね。
私たちは夏になると秋の繁忙期の為の準備を始めます。

前撮り

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フォトグラファーにとって挙式当日のスナップ撮影と前撮りは全くの別物です。
挙式当日スナップはフォトグラファーが何もしなくてもスケジュールが流れていくのに対し、前撮りはフォトグラファーが主体になって撮影を進めていきます。
挙式披露宴の流れは新郎新婦様とプランナーと会場が作り、前撮りは新郎新婦様とフォトグラファーとスタイリストが作ります。
挙式当日スナップがノンフィクションであるのに対し前撮りはフィクションのようなものです。
同じ婚礼写真で新郎新婦様を撮影するのですが、写真の分野としてはこのように違います。
挙式当日スナップは目の前で進んで行く流れを撮影するのが主ですから撮影技術がフォトグラファーに要求される大きなウェイトを占めるのに対し、前撮りは撮影技術とコミュニケーション能力、プランニング能力が同じ割合で要求されます。

撮影技術
機材選定能力、機材の使いこなし、感性
コミュニケーション能力
被写体として全く素人の新郎新婦様の良い表情を引き出す。
撮影を楽しんでいただく。
プランニング能力
時間配分。
ロケ地の選定。
お二人に合ったポージング。

前撮りは新郎新婦様と、スタイリストと、フォトグラファーである私が三位一体となって創り上げていく感じが好きです。

結婚式披露宴スナップ写真の納品枚数

  • 2015/06/25 01:39
  • 投稿者 : kota
  • カテゴリー : 婚礼

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結婚式披露宴スナップ写真の納品枚数のお話です。

結婚式を何度もする人は殆ど居ないので、○○○枚と言われてもどんな感じなのかわからないと思います。

結婚式の写真撮影は会場の提携写真館に依頼する方が9割以上だそうです。
みんな初めての結婚式で、だいたい右も左もわかりませんから会場に任せようと思って当然ですね。

その会場提携写真館の場合、挙式披露宴を通して納品枚数は少ない会場で250、多い会場で400枚ぐらいです。
※稀に例外で無制限の場合もあります。
挙式タイプが神前式、教会式、人前式と違っても、披露宴の進行が違っても納品枚数は一定と決められています。
これはお客様によって納品枚数が違うと平等にならないからだそうです。
「以前知り合いがこの会場で結婚式をした時は写真が800枚だったのに何故自分たちの時は400枚しかないんだ!」というクレームを回避する為です。

私が撮影するのは挙式披露宴を通して800~1300枚で平均1000枚ぐらいです。
二次会まで撮影した場合は多い時で2000枚を超える事もあります。
少ない場合の要因は
・挙式が神前式
・挙式が教会式で着席制限
・お支度撮影禁止
・披露宴の内容が少ない
等です。

私の婚礼写真の目標は「何十年後も家族で一緒に見たくなる写真」です。
婚礼の撮影を始めた最初の頃は、あまり多くても見る方が疲れるだけなので200枚ぐらいが丁度良いと思っていたのですが、"こんな写真を撮っておいたらお客様に喜ばれるだろう"と考えながら婚礼の撮影を重ねるうちにカットがどんどん増えて今の枚数になりました。

枚数は多ければ良いというものでもありません。
写真持込でのアルバム制作依頼も承ってますので、他のフォトグラファーが撮影した写真を見ることもありますが、リングピローの写真だけで全く同じようなものが20枚以上入ってたりします。全くボツ抜きもせず納品するスタイルの会社なのでしょう。
こういうのは見る方が疲れるだけです。

先日、大手の婚礼写真会社に所属してるフォトグラファー二人と話す機会があったのですが、最近は250枚程度の納品枚数の会場が増えてるそうです。
理由は人件費節減です。
納品枚数を減らせば安くフォトグラファーを雇えるんです。
お客様から頂くのは5,000円下げて、人件費は10,000円下げるというような事が出来てしまうんです。
撮った写真から制限枚数までボツ抜きで削る作業はけっこう大変です。
二人のフォトグラファーは、納品してあげたい写真を何十枚も抜かないといけなくて神経がすり減ると嘆いてました。
“要所だけ抑えて出来るだけ撮らないようにしてる"そうです。
私が5年前まで所属していた会社も提携会場の場合は400枚制限で、提携外の会場は無制限だったので提携の会場で撮影するのが嫌でした。
一昨年関東で結婚式を挙げた従姉妹の写真を見せて貰ったのですが、その時の枚数も250枚でした。

挙式が教会式で撮影制限が無い場合は、外観・お支度・挙式だけで250枚を超えます。
写真を納品して「自分たちがその場に居なくて見れなかった時の写真が沢山あって良かった」とよく言われますが、挙式披露宴を通して250枚制限ではとてもそんなお言葉をいただける写真は撮れません。
400枚でもギリギリ、出来れば最低600枚以上欲しいところです。

数百万円のお金と何ヶ月もの準備期間を掛けて行う結婚式の写真。
写真にこだわる皆さんが、1度見ただけで終わりではなく「何度も見たい・色んな人に見せたい」婚礼写真になるようなフォトグラファー選びが出来る事を願ってます。

全ては次のお客様の幸せへ

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お仕事として写真撮影をするようになって約10年。
その中で婚礼の撮影は7年半になります。

7年半のうち最初の3年は大手婚礼写真会社に所属して色々な事を教わりました。
独立してからは、フォトグラファー同士の情報交換等はありますが、基本的に教えてくれる人というのはもう居ません。

今の私の先生はお客様です。
お客様から様々なご要望を頂き、それを実現する事が経験になっています。
今まで入った事のない会場へ入る事もそうですし、前撮り・エンゲージメントフォトの希望ロケ地やシチュエーションなど、沢山の経験を積ませて戴いてます。

そして、その全ての経験は次のお客様へと繋がっていきます。
紹介のお客様でなければ、全く面識の無い新郎新婦様同士ですが、私がその幸せの掛け渡しになれてる事をとても嬉しく思います。

お客様から与えていただく大切な経験の全てを、100%以上にかえて次のお客様の幸せへと繋げて行きたいと思っています。

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